皆さんからのコメントやメールで、「十分な収入を得たい」「お金を持っと得て豊かな生活をしたい」というメッセージを多くいただいております。
年末年始は、ご自分の1年のお金の使い方を振り返り、来年のお金の使い方を考える良いチャンスですね。
お金を増やしていきたいと思っている皆さんが、今からできることをお伝え致しますね。
私たちが脳内ルールで最も強力なのは、「お金の脳内ルール」かもしれません。なぜならば、お金は、私たちの生活とは切っても切れない関係性です。
社会生活では、日々、お金を使ったりお支払いしなければ生きていけませんから、自分の生活とお金は密着するぐらい密接に関係しています。
そして、ここが大切なことなのですが、私たちはかなり無意識にお金の脳内ルールを使っています。無意識なので、自分でもほとんど気づかずに使っています。
ですので、今、お金の脳内ルールや、お金に対する価値観、お金に対して自分がどう思っているのかを振り返ることは、今後の収入や貯金のために大きな意味があります。
そして、「心の内側が反映する」が地球なのですから、「皆さんのお金に対する脳内ルールや考え方」が、やはり、皆さんのお金にも影響を与えているということです。
まず、皆さんは、今のお金の現状に対して、どちらを思っていますでしょうか。
「お金がない」
「お金がある」
このどちらかですよね。
もし、現状に対して「お金がない」と思っていると、これからも、「お金がない」現実が続いてしまいます。
現状がいかなるものであっても、「私はお金がある。お金に恵まれている」と思っていると、これから、お金に恵まれる現実になっていきます。
これは、実は、今の貯金や収入には関係がありません。
今の皆さんが、収入が生活ギリギリ、貯金が少ない、いつもカツカツの生活で、したいことができなくてもっとお金が欲しいと思っているとしますね。
その現状では、普通は「私はお金がない」と思われてしまうことが多いです。
この現状で「お金がない」と思っていると、やはりずっとお金がないままになります。
ですが、この現状でも「私はお金がある。私はお金に恵まれている」と思っていると、これからは、じわじわとそういう現実になっていきます。
これが、お金を増やしていくポイントです。
では、なぜそうなるのか。
「お金がない」と思っているということは、「自分にはお金がないのだ」と「自分に言い聞かせている」ことと同じだからです。
もし、皆さんが、学校の先生から、毎日のように「あなたはお金がないよ」と言われたらどうでしょうか。
「私という存在は、お金がない存在なのだ」と強く信じるようになりますよね。
そうすると、自分で自分のことを「お金がない存在だ」と「信じて」しまっているので、心は無意識にも「そういう現実を作りたくなってしまう」のです。
皆さんは、これまでお金があると思っていたのに突然使ってしまったり、貯金がたまったっと思ったのに大きな物を買ってしまったり、臨時収入が入ったらすぐに使ってしまった、という経験はありませんか。
もしくは、無駄だと思ったりいらないと思っているのに買ってしまったり、買ったのにそれを使っていなかったり、買ったのに必要なかったということもありませんでしょうか。
なぜそうなってしまうのかといいますと、「お金がない」と思っていると、「自分はお金がない存在なのだ」と自分で信じてしまっているので、無意識にも、そういう現実を自分で作りたくなってしまうのです。（無意識なので、自分でお金をなくそうとしているなんて思えません）
今、目の前にお金が十分にないと思っている方は、ほとんどの場合は「私は、今、お金がない」と思っているでしょう。（こう思っていることが決してダメだということではありませんよ。そう思っていると気付くことが、これから自分を変えていくことになります）
また、「私はお金がない」という言葉以外に、何気なく使っているお金に対する口癖を振り返ってみるといいです。
[考えられるお金の脳内ルール]
＊お金なんて貯まらないものだ
＊お金は必死に苦労しないと手に入らない
＊お金を持つとろくなことがない
＊お金持ちは犯罪ばかり犯している
＊お金持ちは人を騙している
＊お金持ちは私とは関係ない縁遠い人だ
（実際には、お金持ちでもいい人はたくさんいます。これらは思い込みです）
[お金を支払う時のルール]
＊お金を取られた
（支払いの時に、何気なく、〇円「取られる」と表現している方、結構多いです）
＊お金はできるだけ払いたくない
＊自分が得したい
＊安く買わないと損だ
＊税金を払わないようにしよう
＊税金を払うのは嫌だ
[お金に対する価値観]
＊お金を欲しいと思うことは良くないことだ
＊稼ぎたいと思うことは劣った願いだ
＊お金に対する欲求はエゴなので持っていてはダメだ
（お金が欲しいと思うことと、自分が健康になりたいと願うことは、同じ「願い」です。お金を欲しがることだけは、良くない願い、ということはありませんが、そう思われやすいです）
お金を求めること、たくさんの収入を得ようとすることは、健康などの願いに比べて、「劣っている」「エゴだ」と思われやすく、お金を求めることは、悪人とさえ考えられてしまうこともあります。
もちろん、人を騙してまで手に入れようとしたり、大金を得てその使い方が自分も周りの人も幸せにしないような使い方であれば、お金を得ようとすることは良くない、と考えられるかもしれません。
ですが、自分の収入が増えることによって、高額な税金を支払って国を良くしてくれている人たちもたくさんいます。高額を手に入れて、被災者に寄付したり、病気の人たちに寄付したり、チャリティを開いたり、とう方々もたくさんいます。
お金そのもの、またお金を得ようとする願いそのものには、善悪も優劣もありません。
お金やお金に対する思いは、本来は無色透明です。
ですが、お金に対する事件や詐欺などのことがたくさん報道されるので、「お金を得ようとすること」が、まるで悪いことのように思われてしまっているだけなのです。
自分を大切にするためにも、周りの人を幸せにするためにも、「お金が欲しい」というお気持ちに、悪いことはないのです。
まずは、今の皆さんが、お金に対してどういう考えや脳内ルールを持っているのか、丁寧に見つめてみてくださいね。できれば、ご自分のお金に対する口癖や脳内ルールをノートに書き出してみることをオススメいたします。
（つづく）
お金さんのお陰で
僕はこのお家に住めているよ
お金さん
ありがとう
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