★ご質問より「自分の願いと真実の愛の矛盾について」

愛に熱心な女神からご質問をいただきました。

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先生ありがとうございます。

先生、今自分癒しながら、「私を大切に愛してくれる彼がいい」「私を大切に愛してくれる男性と付き合いたい」と強く思うんです。でも前にツインだと判定してくれた人は、彼をどんな彼も受け入れる、都合のいい女となって受け入れるように言ってきます。

確かに、この彼の場合、ちょっとでと刃向かえばこの様。それはかわらないのだから、私が受け入れないといけない。それはわかるのですが、今は私の中で、私を大切にしない男なんかいらない、私のことだけを愛する人がいいって思っちゃうんです。

多分自分を大切にしたい気持ちからだと思うのですが、確かに愛は無条件だから、この矛盾にわからなくなっています。

どういう心持ちでいたらいいのか、わからなくなりました。

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書いてくださった内容は、分かりにくい点であり、何度か頂いたご質問なので、必要な方に届くといいなと願いながらご説明させていただきます。

まず、女神の願いとして

「私を大切に愛してくれる彼がいい」

「私を大切に愛してくれる男性と付き合いたい」

「私を大切にしない男なんかいらない」

「私のことだけを愛する人がいい」

というお気持ちがありますね。ご自分のお気持ちは尊いものですから、自分を大切にしたいと思えることは素敵な想いです。

一方で、

「彼をどんな彼も受け入れる」

「都合のいい女となって受け入れる」

「私が受け入れないといけない」

というアドバイスもあります。無条件の愛であれば、相手を理解して、たとえ都合の良い女になったとしても、相手を受容することが真実の愛だと捉えられています。

この二つは矛盾しているように感じられますね。

では、「どんな彼も受け入れる」と「私を大切にしてくれる男性がいい（今の彼は大切にしてくれないので受け入れたくない）」という矛盾を感じる時に、どういう心持ちでいたらいいのか。

これは、愛には「順番がある」ということです。その順番がちぐはぐになってしまいますと、相手を愛したいのに、自分が苦しくなってしまうということが起きてしまいます。

愛の順番とは。

①どんな自分もありのままに愛する

②どんな彼も無条件に愛する

ということです。これが逆になると辛くなります。

無条件の愛　＝　彼のどんな嫌な面も受け入れる

確かにそうです。これができることが、真実の愛です。

ですが、

無条件の愛　＝　彼のどんな嫌な面も受け入れる

こちらが真にできているというのは、こう思うことに苦しさも辛さもなく、心からそう思えるときは、彼のどんな面も受け入れるということは素晴らしい実践です。

でも、彼のどんな面も受け入れたいと思いつつも、「私をもっと大切にしてよ」と思うということは、彼に対して、心からそうは思えていないということです。

心からそう思えていない時に、それを実践すると、自分が我慢したり悲しさや辛さを抑圧しながら、「真実の愛」ということを理由として、彼を受け入れているフリをしているということになってしまいます。でも、心からは思えていないので、辛くなってしまいます。

ここで大切なことは、「私をもっと大切にしてよ」と思うという感情について分かることは、「大切にされなかった過去の自分が癒されていない」ということなのです。ここが、少しわかりにくい点です。

彼に対して「大切にしてよ」と思っているということは、「過去にご両親に対して（もしくは身近にいた人）、大切にしてよ！という自分が癒されていない」ということを、この現実を通して宇宙が教えてくれています。

自分の過去の痛みを理解して癒してあげて、今のご自分が自分を心から大切にできたとき。心には、「自分が自分を愛している」という愛に満ち溢れます。

自分が自分の愛で満ち溢れた時には、このようなことが起きます。

＊彼が大切にしてくれなくても、悲しくならない

（自分の内側の愛が大きいので、彼の態度に一喜一憂しなくなる）

＊彼が大切にしてくれない時に、悲しくなったら大切にして欲しいと本音で言える

＊自分で自分を大切にしていくと、人は鏡なので、彼もあなたを大切にしてくれるようになる

そして、↑　この段階になりますと、自分で自分を不完全なままに愛せているので、自分のありのままを受容できているのと同じように、彼のどんな姿も、辛さや悲しさがなく、無理なく「そのままの彼を受け入れる」ができるようになります。

ですから、愛の順番としては

①どんな自分もありのままに愛する

②どんな彼も無条件に愛する

①ありのままの自分を受容する

②ありのままの彼を受容できる

①ありのままの自分をゆるせる

②ありのままの彼をゆるせる

つまり、「自分が先」「彼は後」ということです。

この順番が逆になった時には、無理やりになってしまいますので、辛いままに強引に彼を受け入れようとしてしまうということになってしまいます。

まずは「自分を最優先する」を実践してみてくださいね。

そうすると、頑張らなくても自然に不完全な彼を受容できる自分になっていることに気づくでしょう。

ご質問をありがとうございました。私を先生と呼んでくださって感謝です。今、ご自分を癒しているという実践をしているからこそのご質問ですね。どうぞ、これからも、小さな頃の悲しんでいたご自分に会いに行ってあげて、丁寧に癒してあげてくださいね。今のあなたから愛と優しさと温もりを、過去のあなたにたくさん送ってあげてください。大切にしてくれない彼を受け入れようとしないで、まずは、「どうしてそんなにも大切にしてもらいたいのか」を考えて、「過去に大切にされなかった」経験を思い出してみてください。その頃の大切にしてもらえなかったあなたが癒されて、不完全なままにご自分を愛せるようになりますと、彼に対しても同じようにできるようになります。いきなり「彼を全部受け入れる」としなくていい、順番があるということです。あなたは愛に熱心でエネルギーに満ち溢れる女神です。どうぞ、ご自分を最優先されて、ご自分を大切にする行動をたくさん行ってみてくださいね。