愛に熱心な女神からご質問をいただきました。
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私の大女神であり、師匠であるhanabi様きいてください。
今重大な決断の瀬戸際にいます、お力を貰えたら嬉しいです。
私はお姫様である。自分がしたいことを我慢しないと魂に言ってみると、一つ浮かんできたことがあります。
それは、彼の気持ちを制限したいや、彼からも自分を思ってもらいたいなどは一切考えていないと誓えます。 でも、なぜか彼のところに行きたい、彼のところに行くこと、彼に近付けるように、頑張ることが今1番、魂がしたいことです。
それに向けて努力（それをベースに決めた仕事）することは良いことですか？求めてるけど求めてないような、言い表すのは難しいですけど 彼を自由なまま、私が近付きたいと、会えなくてもいいからいつか会いたい、その為にしたいと思ってる努力（仕事）は依存じゃないですよね？
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自分の望み、願いには、2種類あります。
①心からの純粋な願い
②自分の欠乏感や葛藤を埋めるために対処するための願い
です。
「①心からの純粋な願い」というのは、周りの人の状況など関係なく、自分が心からやりたい、それをすることが幸せだ、と思えることです。
「②自分の欠乏感や葛藤を埋めるために対処するための願い」というのは、自分が本当にそれをしたい、というよりも、本当は嫌、もしくはそれそのものを行動することは望んでいないのに、相手からの評価を得るため、何かを手に入れるための願いです。
例えば、「英語を話せるようになりたい」があるとします。
①心からの純粋な願い
↓
英語を学ぶことが楽しい。外国の方とコミュニケーションをとりたい 等
（この時の英語の勉強は、楽しくて何時間でも飽きない、夢中になれる、知らない間にずっと継続できている）
②自分の欠乏感や葛藤を埋めるために対処するための願い
↓
英語が話せるとかっこよく見える。英語ができれば親が喜ぶ。英語を話せることで自分の価値が高まった気がする 等
（内心はイヤイヤやっている、長続きしにくい、英語を話せた先の楽しみがない）
この、①と②は、似ているので、自分でも分かりにくい、気づきにくいということがあります。また①と②が混在していることもあるので、明確に①と②をはっきりと分けにくいということもあります。
ですが、じっくりご自分のハートに聞いてみますと、①なのか②なのか、ご自分で段々と明確に分かるようになっていきます。
ここで私が大切だと思うことを２つお伝えします。
まず、一つ目です。「①心からの純粋な願い」の場合、心から幸せを実感できまです。なぜならば、願いに到達するためにやっていることそのもの自体が楽しくて幸せなので、願いが叶ってからではなく、すでに今から幸せです。叶っても叶わなくても、たった今から幸せを実感できる生き方です。
「②自分の欠乏感や葛藤を埋めるために対処するための願い」の場合は、やっていることそのものは楽しめなかったり本当はやりたくないことだったりすることも多くなります。また、その願いが叶ってからも幸せを感じないということが起きてしまうことがあります。
なぜならば、②の場合、本当の願望は「自分の欠乏感や葛藤を解決する」ことなので、「それに対処する」ことを行っても、その解決になっていないことが往々にしてあるからです。
例えば、英語を学び、英検１級を取得してみたものの、その一瞬は幸せを感じたけれども、その喜びは刹那的で、自分は本当はお料理の勉強をしたかった（でも、自分の本音を選択できなかったので悲しい）、という感じです。
二つ目です。
だからといって、「②自分の欠乏感や葛藤を埋めるために対処するための願い」がすべてダメだということではないと私は思っています。
例えば、親から言われてイヤイヤ英語を学んだとします。その、イヤイヤやりながらも、いつの間にか好きになっていって、いつの間にか海外で暮らす新たな夢ができる、ということもあるからです。
また、イヤイヤながらしてきた行動で図らずとも、学んだり、理解できることもあります。
では、今回いただきました女神の内容にについてです。
今、心の底からそれをしたい、と思うのであれば、やることが、自分の後悔のないことですよね。ですから、思う存分、行動するといいと私は思います。
それと並行して、あなたにできることがあります。
「なぜか彼のところに行きたい、彼のところに行くこと、彼に近付けるように、頑張ることが今1番、魂がしたいことです。 」
この、「なぜか」を、あいまいにせず、自分と向き合って、明確にすることです。
なぜ、彼のところに行きたいのか？
なぜ、彼に近づきたいのか？
なぜ、彼に近づけるように頑張りたいのか？
これは、じっくりと考えないと分かりにくいかもしれませんが、丁寧に考えますと、じわじわと明確になっていきます。
「彼に会いたいから会いたいのだ」と思われるかもしれませんね。表面的にはそうです。ですが、心の無意識の領域では、そうではないことも少なくないということがあります。
彼のところに行って近づいて、得たい感情がある。それも、「彼に会いたい」という気持ちになるからです。
その、彼から与えてもらいたいもの。
例えば、安心感、自己肯定感、温かな気持ち、満たされたい、など。
そうしますとね、それら自体は、彼に会わなくても、手に入れることができます。
自分の心の内側に、自分の拠り所という愛を感じられるようになれば、彼から欲しいと思っている安心感、自己肯定感、温かな気持ちを、彼がいなくても感じられます。
その、自分の心の内側にある愛を実感した上で、彼に会うためにがんばる、ということが望みであれば、その行動をすることが、ご自分の幸せではないでしょうか。
①と②のどちらの願いにしても、大切なことは、「たった今」を幸せに生きることです。
私たちの目の前には、いつも「今」しかないからです。彼に近づけた未来に幸せがやってくる、何かが手に入ってから今よりも幸せになれる、ではなくて。
「そのがんばりをしている今が幸せ」というお気持ちで、今を丁寧に生きてくださいね。ご質問をありがとうございました。
それと、「なぜか彼のところに行きたい、彼のところに行くこと、彼に近付けるように、頑張ることが今1番、魂がしたいこと」なのであれば、「会えなくてもいいからいつか会いたい」なのではなくて、心の奥底では、たった今すぐにでも会いたい、なのかもしれませんね。ご自分の本音を感じることを、どんなことでもありのままにゆるしてあげてくださいね。
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