前回までのストーリーです。
「自分がもし何かにこだわっているとすれば、こだわっているものの「外側」にある幸せが、見えにくくなってしまっている。本当は、今すでに、たくさんの喜びや幸せや奇跡に満ちているというのに。」
これが、様々なことを手放した私が身を持って実感したことです。
掴んでいたものを手放したら、もともと私の身の回りに存在しているたくさんの奇跡や幸せに気づかされました。
そして、相手や現実になにかを期待することなく、「自分で自分を満たす」ことにフォーカスしているので、相手に期待していない分、相手が色々と私のためにしてくれたことが、とっても大きな感動や感謝となって受けとめることができるようになりました。
そうすると、現実に「抵抗」していないので、自分にとって嬉しいことや思いもよらない喜ぶ出来事などが、増えていきました(ですが、これは、前回も書いた通り、もともと沢山の幸せや喜びが起きていたのですが、それに気づいていなかったので、「増えたように感じるようになった」ということです)
そんな中で、私が、手放すことが最も難しかったこと。
手放せない、というよりも、どうしても手放したくない、と思っていたこと。
それは・・・・・・・
「ツインソウル・ツインレイというストーリー」
です。
他のことが手放せても、これだけは、何かと理由を探し出しては手放せなかった私です。
かつて、まだツインソウルやツインレイということをよく知らなかった私は、ツインソウルやツインレイに関する書物やネットのサイトがあれば、ほぼすべて目を通していました。何度も何度も読んでは、理解を深めていきました。
その中の、あるサイトに「ツインソウルやツインレイの概念すらも手放すのが、宇宙への降伏です」と書いてあるものがありました。(学びの最終段階が、「手放し」「降伏」ですね)
その時は、「ツインソウルやツインレイという概念も手放す」という意味がよく分かりませんでした。なぜ、そうしなければならないのか、ということも、分かっていませんでした。
ですが、学びのステージを経ていくに連れて、じわじわと私は理解しました。
「手放し」というのは、〇〇は手放せて、その他のことは手放せない、というのは、真の手放しになっていないのです。
「宇宙への降伏」というのも、あることは降伏できるけれども、他のことは降伏できない、というのは、真の降伏になっていません。
それらは、自分にとって都合のよいところは手放したり降伏したりするけれども、自分にとって都合の悪いところは、手放せないし降伏できない、ということです。それが、私がおちいっていたことでした。
私にとって「ツインソウル・ツインレイのストーリー」は、どうしても手放したくなかったことでした。
ネットのサイトや書物に書かれているような、光り輝く、きらめくようなストーリーが、私にも起きるのだと、どうしても信じていたかった。
「ツインソウル・ツインレイのストーリー」を手放したあとに、私には何が残るのだろう・・・・・・。そんな怖さもありました。
しかしながら。それまで、宇宙の大河の流れに乗って生きることができるようになっていた私です。
あるとき、「宇宙の大河に、完全に身を委ねてみよう」と、ふと思えたのです。
「ツインソウルやツインレイのストーリー」を信じることが、ダメなことだということではもちろんありません。私自身もそうですが、私たちの先を生きるライトワーカーの方々が、それらのメッセージを送ってくれてきたからこそ、そして、今も送ってくれているからこそ、理解できたり、学んだり、腑に落ちたり、救われたり、前に進んでこれたり、ということがあります。ですから、「ツインソウルやツインレイのストーリー」を文字として私たちに届けてくださっているエネルギーに、私も今も深く感謝しております。
ですが、「それらが私と彼に同じように起きるのかどうか」「私たちがどんなストーリーを歩んでいくのか」ということは、ネットや書物には決して掲載されていないことです。
すべての男女には、それぞれ、唯一無二のストーリーがあるからです。
それなのに、私は、すでに紹介されているような、誰かに起きているのようなストーリーだけが正しい道なのだと「頭で理解して」しまい、私と彼のストーリーを「ありのままに」味わうのではなく、いつしか「ツインソウル・ツインレイのストーリー」のほうに、自分たちを合わせていることに気づいたのです。
私たちはツインだから〇〇になるべき
彼はランナーだから〇〇だ
私はチェイサーだから〇〇だ
ツインの未来は〇〇だ
というように、二人の関係性を「ハートでありのままに感じる」よりも、「思考でそう思う」ことの比重がとても高くなっていたのだと気づかされました。
私は、ハッとしました。
私は、チェイサーやツインとして生きているわけではない。
「たった今」という目の前の現実を生きている一人の女性だ。
彼は、ランナーやツインとして生きているわけではない。
「たった今」という目の前の現実を生きている一人の男性だ。
思考をとっぱらってみて、自分のハートに焦点を当てた時に、こんな想いが、心の内側から湧き上がってきました。
「ツインソウル・ツインレイのストーリー」に自分を当てはめるのはもうやめよう。
世界でたった一人の私が、世界でたった一人のその男性を愛している。その事実だけで、いいじゃない。
彼に私の伝えたい気持ちはすでに伝えた。だから、私にできることはすべてやり尽くした。
だから、あとは彼がどう感じても、どう行動しても、それは彼の選択。
私は彼を愛しているだけで幸せ。
そういう気持ちが自然に湧き上がりました。
それが腑に落ちたのです。
そのまま、私は、自宅に帰り、本棚にあったツイン関連の書物を、すべて手放しました。「ツインソウル・ツインレイのストーリー」を手放すことに決めたのです。
そうしましたら!
驚くような感覚になりました。
突如、(昼間の時間帯だったのですが)目の前にあった空間が、一気に何千倍も広がっていくように見えたのです。
大きな海の波が、突然、右と左に別れ、そこに歩く道ができたような感じです。
私の身体が一気に軽くなり、まるで飛び上がって宇宙まで行けてしまうのではないかと感じるほどでした。
まるで自分が別次元に移行し別人になったかのように、見える世界が変わったのでした。
つづく。
(hanabiより)
本文中にも書きましたが、ツインソウル・ツインレイの情報によって理解できたり、救われたりすることも多いと思います。ですから、それらを信じることをやめたほうがいいということではありません。
私がお伝えしたいのは、ネットや本の情報にとらわれてしまうことなく、ツインソウルやツインレイのストーリーを道しるべとして「ありのままのふたり」のストーリーを大切にすることの重要性です。
皆さんのストーリーは、唯一無二の物語だからです。
ツインのステージの最終段階であります「ツインという概念をも手放す」「すべてを宇宙に降伏する」ことは、皆さんをより自由にする愛のステージです。
ほかの人と比べることなく、ありのままのご自分を、ありのままの彼の姿を、そして、あるがままのお二人のストーリーを大切にしてくださいね。
「ツイン」という概念を手放し、「愛するその人のありのまま」の姿を直視したとき。
彼のあるがままの姿に、さらに深い愛を感じた私です。
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