それは、地球に暮らす私たち人間が、空を見上げるたびに、自分という存在が、まぎれもなく宇宙の一部なのだと思い出せるようにするため。
日常生活や家事や仕事に追われ、時間に余裕がなく忙しくしておりますと、自分という存在が、とてもちっぽけで、この肉体を持った自分という存在は、なんと不自由なものなのかと感じることも多いのではないでしょうか。
しかし、自分が小さな存在だと感じることは、実は思い込みです。
私たちは肉体を与えられた存在ではありますが、その本質は、何をもってしても変化しない魂のほうです。
魂とは、どこまでも広がり、境界線がなく、すべて繋がっています。
お天気は、時には大雨になり、曇りになり、嵐になりますが、青空そのものは、いつも不動であり、いつもそこにあるがままに存在しています。
私たちの現実も、大雨や嵐になることもありますが、私たちの本質である魂は、いつも静かに、そして無限なる愛によって、私たち自身を見守り続けてくれています。
空を見上げてみてください。
そこには、太陽があり、星々があり、火星や木星があり、月があり……
なんと果てしなく広大なことでしょう。
その広大さが、私たち一人ひとりの内側に広がる愛の空間と同じです。愛には、境も制限もないからです。
宇宙とは、あなたのこと。
あなたとは、宇宙のこと。
宇宙は愛でできている。
ご自分が愛そのものなのだと、いつも信じていてください。
どんなあなたのこともゆるし、どんなあなたもありのままに愛してください。