未来を見据え、想いを描き、これから進んでいく道を開拓していくのが男。
まだかたちになっていない何かを、思考の力によって、現実化させていくのか男の役目。
過去と未来を解き放ち、たった今を味わい、日々の日常の細やかな出来事を愛でることで心豊かにするのが女。
たった今という現実を、感性という力によって、喜びと心地よさで満たすのが女の役目。
未来に導く男と、今を味わう女。
今を味わうことがあまり上手くない男にとって、女の存在はありがたい。
未来を見据え道を作っていくことがあまり上手くない女にとって、男の存在はありがたい。
これほどまでに、男女は自分に備わっている得意なことで、お互いに補い合える。
だからこそ、あなたは相手に補ってくれることを求めるのではなくて、まずは、自分が相手の何かを補うほどの美しい力がある女神なのだと自覚して、そんな女神としての人生をまずは自分の手で満たし、自分の日々の生活を輝かせることが、先なのです。
相手に愛を与えるためには、まずは、あなたが愛に満ち溢れていなければ、真に与えることはできないからです。
全力で、ご自分をゆるし、ありのままのご自分を愛し、相手から愛されてから幸せになるのではなくて、どんなに小さなことでも、たった今をご自分で満たしていくことが、やがて、相手への愛へと繋がっていくのです。
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男性が求めているのは女性の笑顔であり、女性が、自分という「男性のために」頑張る姿を見ることではありません。
ですから、女性が頑張って良いのは、相手の男性に対して愛を与えようとすることではなくて、自分を愛する頑張りだけです。