皆さんからのコメントやメッセージを拝見しておりますとね、このような内容がとても多いです。
彼を手放したけれども、辛い
彼をゆるしているけれども、苦しい
彼を信じているけれども、不安だ
というものです。
これは、手放せた、ゆるせた、信じる、というのを、頭では思えていても、心の底からはそう思えていない、ということなんです。
つまり、表面的に、無理やりそう思おうとしているだけで、本当は、そこに違った本音が隠されている、ということです。
手放せたと思っても辛い方は、本当は手放したくないなにかがあるはずです。
ゆるせたと思っても辛い方は、本当はゆるせないことがあるのです。
信じると思っても不安な方は、本当は信じられないのに無理やり信じていることにしているのです。
この時に、わたしは真実の愛で彼を愛しているから、というお気持ちになりますとね、ご自分の本音に気づくことが難しくなります。
なぜならば、真実の愛、という言葉によって、本心を隠しやすいからなんです。
自分の本音に気づくためには、そして、今の自分を変えるためには、徹底的にご自分に正直にならなければなりません。
自分は本当はどうしたいのか?
何度も何度も、ご自分に問いかけてみてください。
「私は、本当は手放せていないし、ゆるせていないし、今のままでは信じることも難しい。」
そうやって、ご自分のお気持ちをどこまでも正直に理解するということが、ご自分を愛する、ということなのです。