今日は、私がセッションで一番多く耳にする言葉について、皆さんにお伝えしたいと思います。
それは
「私は幸せだと思っていた。しかし、そうではなかった」
というものです。90%の方は、こうおっしゃいます、ということは、同じように、私のブログを読んでくださっている皆さんも、同じである可能性が高い、ということです。
私たちは、自分のことは自分で一番よく分かっている、と思いますよね。
しかし、実はそうではないことも多くあるんです。なぜならば、自分は、自分の人生しか生きていませんので、それがどのような人生であれ、自分は普通だ、と思いやすいんですね。
そして、自分の考え方とか、自分の今の現状について、「普通だ」と捉えやすく、それで私は幸せなのだ、と思いやすいのです。
しかし、私という第三者の意見を聞いて、初めて他の人の生き方を知り、自分の過去がどうだったかに直面すると、
自分では幸せだと思っていたけれど、こんなにも我慢していたのだ
私は恵まれていたと思っていたけれど、こんなにも辛かったのだ
と、初めて気付かれるのです。
そして、無償の愛、ゆるす、相手を受け止める、ということが、さらに、自分の辛さや我慢を抑圧してしまっています。
皆さんも、当てはまるのではないでしょうか。
辛いのに、ゆるしているふり
嫌なのに、我慢していること
欲しいのに、欲しくなりふり
求めているのに、手放しているふり
会いたいのに、会わなくても大丈夫という強がり
寂しいのに、私は大丈夫という嘘
やめて欲しいのに、やめてと言えない
こんな気持ちまま、「私は幸せです」と皆さんおっしゃるんです。
そして、実はそうじゃなかった、もっと本音を感じて良かったのだと、知るのです。
皆さんのハートは知っています。
今、本当に幸せなのか、それとも偽りの幸せなのか。
現実を変える時に大切なことは、まずは、自分の本当の気持ちに気付いてあげることです。そこから、変容がスタートします。
嘘をつかないでください。偽りない本音に気付いてあげてください。
あなたの本音に耳を傾けてあげられるのは、あなたしかいないのです。
そして、この、気づきのために、ノートとペンがとても有効なのです。これが、何度も書いてください、とお伝えしている理由です。