皆さんは女神です。
皆さんは、女神なのですから、大切に、丁寧に、優しく扱われなければなりません。
なぜ、皆さんが女神なのに、女神のように扱ってくれない人がいるのか。
それは、
女神である皆さん自身が、女神として扱ってくれないことをゆるしてしまっているからです。
つまり、相手がそうしているのではなく、皆さんがそれをゆるしてしまっているがゆえに、相手もそれでいいのだと納得してしまっているのです。
例えば、とても素敵なホテルの部屋に泊まる事になりました。お部屋が、2部屋しかあいていません。
一つの部屋は、超豪華スイートルームです。もう一つの部屋は、とても狭くて窓が小さくて光の当たらない部屋です。
女神は、この二つの部屋を提示された時に、迷わず、スイートルームを即決します。なぜならば、それが自分にふさわしいと、自分が知っているからです。
皆さんが、本当はスイートルームに泊まりたいのに、私は狭い方の部屋でもいいかな、そっちでも泊まれないわけじゃないし、私はスイートルームなんて似合わないし、と頭の中で思っていたとします。
そうしますとね、それをホテルマンが察して、「では、お客様は、狭いお部屋でも大丈夫そうなので、そちらでお願いしますね」と皆さんに狭いお部屋に案内します。そして、皆さんは、(私は女神じゃないので)私には狭いお部屋がちょうどいいな、と思って、それを受け入れます。
もし、女神が、スイートルームではなく、狭いお部屋を案内されたら。
「え?! この私が、スイートルームではなくて、そんな狭い部屋に寝なくちゃならないの? 私は女神ですよ? 私に狭い部屋を提供するなんて、あなたは失礼ね!」と、ホテルマンに怒ります。そして、何が何でも、スイートルームに泊まりたいのだ、と、はっきりと主張します。(ここでは、狭い部屋に価値がない、という意味ではありません)
つまり、私は狭い部屋がふさわしいのだと、皆さんがご自分のことを思っているから、狭い部屋に泊まる、という現実が起きてしまうんです。
そもそも、女神にはスイートルームしか似合わない、と分かっていたのならば、もし、そのホテルで狭い部屋を提供されたら、女神は別のホテルに直行します。
皆さんが、それをゆるしているから、それが起きているんです。
皆さんは、スイートルームに本当は泊まりたいのに、自分にはそんな価値がないとか、泊まったことがないから不安だとか、恥ずかしいから泊まりたいと本音を言えないとか、そういう皆さんの思考が現実になっています。
本当は彼にそうされたくないのに、それが起きてしまっているとすれば、それは、皆さんが、そのことをゆるしてしまっているから、なんです。(今、彼が隣にいない場合は、過去のことを考えてみてください)
皆さんは、自分で女神だと自覚しなければ、いつもいつも泊まりたくない狭い部屋に我慢し続けて、本当はスイートルームに泊まってみたいのに「私は狭い部屋でも幸せ」と、嘘の気持ちで幸せなふりをして生きていく事になります。
現実を決めるのは、相手ではなくて、皆さん自身なのです。