真実の愛とは。
それは、その人の「実存」のことです。
行為や言葉というものは、あくまでその人の一部です。そして、それらは、変わりゆくものです。
しかし、永遠に変わらないもの。それが、その人の存在、「実存」なんてす。
自分の実存に出会っていくこと。それが、ツインのステージの学びです。
相手とうまくいかないとき。拒絶されたり無視されたりして辛く思うとき。
それらの相手からの強いネガティヴな言動がなぜ起きるのか。
それは、あなたが、まだ、あなたという「実存」に出会っていなかったからなんです。
あなたが、新しい自分に出会い、愛そのものであるご自分に気付き、自分という存在がいかに素晴らしかったのか。それを知るためのツインのステージです。
だから、宇宙は、わざわざ、相手からの強い拒絶や相手との分離という、嫌な現実を与えています。
愛じゃないように見えるものを強烈に見せることで、あなたに大いなる愛を気付かせるためなんです。
愛するとは、その人の行為や言葉を愛するのではなくて、それらも含めた存在、つまり、相手の実存を愛することです。
相手の実存を理解しているからこそ、自分の怒りを相手に伝えたり、本音を言ったりすることができます。
相手の実存も愛でできていますから、皆さんが本音を話したり、気持ちを伝えても、それによって傷つかないのです。
真に愛するとは、真に怒ることです。
真に言葉を交わすことが、真の愛です。
つまり、自分の実存と相手の実存を信頼しているからこそ、どんなことでも、生命の現れとして、お互いにそれらを受け止め合えるのです。
自分の実存と、相手の実存とに出会うため、分離期間があります。分離期間が愛、というのは、そのような意味です。
ですからね、相手を愛すること、相手をゆるすことよりも、まずは、自分という存在そのものを愛することが大切です。
あなたという実存は、誰にも侵されず、誰にも傷つけられず、あなたのハートの奥底に、ありのままのあなた自身として、この地球に生まれたときくらずっとあなたと一緒にいてくれています。
ご自分の実存を愛し、信頼してください。
あなたとは、その、実存のことなのです。