前にご質問いただきました、嫉妬した時にどう向き合えば良いかについて。
まず、このように、他の人が羨ましく思ったり、自分が愛する相手がほかの人に愛が向いていることに対して、恨むような気持ちが湧いてきた時。
まずは、「嫉妬はいけない」「恨んだり憎んではダメだ」と思わないでください。
これは、いつもいつも心に留めておいてください。
感じてはいけない感情など、ひとつもないのです。
ポジティブな感情だけが好ましくて、ネガティブな感情はダメな存在、ではないんです。
あなたにとって、前向きでも後ろ向きでも、その感情そのものは、否定できないみなさんの想いなのですから、まずは、起きてくるままに、そのままにちゃんと感じてあげてください。
多くの方が、ここで、その感情をないことにしてしまおうとします。感じることが辛くて、蓋をしたり我慢したり、「私は無償の愛で愛しているから嫉妬なんてしない」、と考えてしまいがちです。
そこで、ご自分の感情をまずは偽らないでください。憎む、恨む、嫉妬する。それらを、感じきってみるのです。
どんなネガティブな感情でも、毛嫌いせずに、目を逸らさずに、それも、大切なみなさんの一部ですから、その感情も愛して、抱きしめてあげてください。
そして、そのネガティブな感情を、自分と向き合うきっかけにします。向き合い方については、こちらをお読みくださいね。