みなさんは、ご自分の感情に、素直になれていますか?
私たちの心は、真に怒ることができた時、その怒りを手放せます。
自分の怒りに未消化のままですと、どんなにその怒りを手放したくても、心の中に残り続けます。
相手に対して、真に腹ただしいと思えた時、そして、自分は腹を立てて良いのだとそんな自分をゆるしてあげられた時、その腹をたてることを手放せます。
未消化のままの感情は、感じ切るまでそこに残り続けるのです。
ランナーを愛している。その想いは、宇宙のコインロッカーに預けます。
そして、あなたは、あなたの本音を存分に聞いてあげてください。
愛しているから会わなくていい?
それが、みなさんの本音なのでしょうか?
愛しているから、無視されてもゆるせる?
本当の本当にそう思いますか?
もし、そう思っても心が辛いのであれば、それは嘘です。
私は、会いたい。抱きしめてもらいたい。連絡をしない相手が頭にくる、私を大切にしなさいよ。私をないがしろにしないでよ。
それが本音なのにもかかわらず、頭で、私は彼を愛してる、も思っても、あなたの本当の心は苦しいままです。
あなたの本音を、そのまま聞いてあげられるのは、あなたしかいません。
あなただけは、あなたのすべての感情をゆるしてあげるのです。
それを彼に言えなくてもいいのです。伝えられなくてもいいのです。
あなたが、あなた自身の感情をすべて、受け止めてあげてください。
彼を愛したまま、怒っても良いのです。
彼を愛したまま、会いに来なさいよって腹を立てて大丈夫なんです。
そうやって、未消化のままになっている感情を、ひとつひとつ、「あなたが」感じてあげてください。
それが、自分を認め、自分を抱きしめ、自分を愛するということです。
愛しているから、私はゆるせるから。そういう想いで、あなたの感情を、偽らせてしまわないでください。
あなたの大切な感情を、大切に感じてあげてください。