例えば、
あの人が去った
あの人が無視した
あの人が拒絶した
そういうことがあると
それをされた方の人は
『嫌われたのではないか?』
『何か私が悪いことをしたのではないか?』
と思ってしまいますよね。
しかしながら、実は、人間の感情というのは、変装して表れるものなんです。
誰かを非難している人。
それは、相手に非があるから非難しているわけではありません。
誰かを批判、非難したい時
その人は、心の中で、自分は正しい!を、アピールしたいと思っています。
自分は正しい!をアピールするには、誰かを批判することが手っ取り早い。
相手が間違っている、と言えれば、自分は正しい!ような気分になれます。
しかしながら、ここが見えにくいところなのですが、
なぜ、自分は正しい!と、わざわざ誰かを批判してまで、人にアピールしなくてはならないのでしょうか?
それは、正しいを証明して自己の価値を感じたいから。
自己の価値をわざわざ感じなければならないのは
むしろ、いつも自分は劣っている、と自分を責めているから。
自分は劣っています、だからみなさん、私のには価値があると言ってください!
なんてことは、正直に言えないわけです。
ですから、
最も簡単な方法、つまり、誰かを非難、批判するという方法で、
実は自分の価値を高めているのです。
このように、感情というものは、変装しています。
だからこそ、とことん自分と対峙、というのは、このためなんです。
もし、誰かにあなたが批判されても、大丈夫です。
あなたに非があるのではなく、その人が、自分自身の価値を埋めたいがために、批判するのですから。
もし、あなたのことを真に思って何かを伝えたい場合、批判、という形ではなく、メッセージ、という形であなたに伝えることも出来るからです。
そして、あなた自身、誰かを批判、非難したくなったら
よーーく考えてみてください。
相手に非があるわけではなく、
自分が正しいと証明したい
なぜなら、本当は劣等感があるから
ではないのか、じっくりと自分の心に聞いてみてください。
感情は、ありとあらゆる形を変えて、目に映ります。
案外、自分でも、自分の気持ちに気付けなかったりするものなのです。
だからこそ、ツイン=自分の姿、と見て、自分を振り返ることができるように、神様が合わせ鏡をプレゼントしてくれたのです。
今日は新月ですね。
新たなるステージのスタートです。
愛しています