今日は、冬至ですね。
冬至とは、「日短きこと至(きわま)る」という意味で、一年で夜が最も長い日です。
この、冬至は、古くは、新しい年の始点とされていたそうです。
これから、夏至の、最も日が長いという時期へ向けて、少しずつ、少しずつ、明るい時間が増えていきます。
陰極まりて陽に転ずという言葉があります。
これはつまり、暗闇が最高潮に達すると、それは光へと転換していく、ということです。
冬至は、かつて、生命の終わりを意味し、新しい命の再生復活の時と考えられていました。
母なる大地、大いなる宇宙。それらのエネルギーをダイレクトに受けやすい私たち女性は、この、冬至の時期にあたり、闇のような気持ちになった方が多いのではないでしょうか。
闇の只中にいる時は、確かに辛く苦しいものですが
それらは、古くから、新しい生命の始まり、新しい年の始まり、と考えられていたように、暗闇が極まれば、それらは、自ずと、陽の方向へと、転換されていきます。
厳しい冬の次には、必ず春がやってきます。
寒い寒い冬でも、その大地の中では、美しい花の種が、静かに開花を待っています。
宇宙の法則では、絶望の時こそが、最も幸いな時、と言われています。それはなぜならば、絶望の時ほど、己の変容を最大に期待できる時、と言われているからです。
人間の生命が誕生する時、母は最も大きな痛みを経験します。産みの苦しみです。
しかし、この、最大の苦しみが、新たなものを誕生させるのです。
そんな時こそ、とことん自分を信じ、自分を愛し、自分を甘やかし、自分を抱きしめ
宇宙のエネルギーを体いっぱいに浴びながら
愛そのもの、光そのものとして、進んでまいりましょう!
冬至、つまり、陽に転じる今日は、身の回りのお掃除をして、不要なものを感謝して手放すことが良い過ごし方のようです。
私も、今日は大掃除をして過ごしたいと思います。