人の行動の根底にあるその動機は、実は2つしかないんですよね。
1つは、欠けた愛を求める叫び。
もう1つは、溢れでる愛を表現するもの。
このどちらかなんです、その行動の根底にあるものは。
つまり、愛が恐れ。どちらかしかない。
相手を傷つけるように見える行動、
例えば怒り、悪口、無視、拒絶、無言、批判など
それは、そうすることで自分を守る、つまり、本当は愛が欲しいという叫びです。
愛に満たされていれば、たとえ自分にとって都合の悪いことやうまくいかないことがあっても、対話、話し合い、理解しあう、違いを認め合う、相手の立場を理解する、理由を伝える、などの行動になりますから
そう考えますと、相手の行動を認め、ゆるし、むしろ愛おしくさえなります
そしてやはり、まずは相手ではなく、自分自身、そのような行動をとったとき、もしくはとりたくなったとき、
それは、相手の中に原因があるのではなくて、自分の心の内側にある、愛の叫びをじっくりと聞いてあげることです
相手に原因があるのではなく、原因は自分の心の内側にしかありません
相手は、自分の心の内側を見せてくれている貴重な存在
私は、何が不安なのか?
私は、何を恐れているのか?
私は、何をビクビクしているのか?
私は、何を怖がっているのか?
よく考えてみて、それに気付くことがまずは大切です
それが、相手が原因だと思っていたことが
実は、過去に親に見捨てられたこと。
過去に親に否定されたこと。
過去に親に笑われたこと。
過去に親に理解されなかったこと。
それが原因だったりします。
もしくは、過去の大失敗や大失恋、恥をかいたこと、後悔していることなど。
その、心の中の傷を、ひとつひとつ見つけ出して、丁寧に丁寧に愛していくこと。
自分の中の、恐れを、ひとつひとつ、大丈夫だよって言ってあげて、愛に変えていく。それが、自分を、身体の芯から変えていきます。
だから、ご自分の傷を、痛みを、切なさを、みてみぬふりしないでくださいね。それらは、彼にではなく、あなた自身に癒されることをずっと待っているのですから(*^^*)