ツインレイの愛を生きる

愛の学びを通して、真実の愛を知りました。愛そのものとして生きましょう。奇跡は常に起きています。

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ランナーもチェイサーもいない⑦

 

前回までのストーリーです。

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(こちらのストーリーの更新が遅くなりすみませんでした。また書いていきます)

 

 

 

 

 

私は、過去の私に気づかされました。

 

 

 

表面的には彼に対して理解をしているつもりでも、心の内側では、そんなにも彼に対して怒り狂っていたのかと愕然としました。

 

 

 

私はその時、自分の人生で、生まれて初めて「相手に怒る」ということを、心から許せたように感じました。

 

 

 

ですから、なんの我慢もなく、感じるがままに、彼に対して、怒り、不平不満を感じて、暴言を吐き、どんな嫌な感情もそのまま感じるがままにしました。

 

 

 

とにかく、彼に対する怒りを紙に書きなぐりました。怒りのエネルギーが、収まらなかったからです。

 

 

 

私をもっと大切にしてよ!!!!!

私は何一つ我慢したくないの!!!!!!

待ちたくないの!!!!!!

未来じゃなくて、私は「今」幸せになりたいの!!!!!!!

この素晴らしい私を泣かせるようなことをしないでよ!!!!!!

未来じゃなくて、明日じゃなくて、私は「たった今」幸せになりたいの!!!!!!!

 

 

 

 

紙に書いた私の彼に対する怒り。私はそのノートをずっと眺めていました。

 

 

ただ、ぼーっと眺めてみたのです。

 

 

 

 

 

そして、怒りという感情を、文字として書いてみることで、段々と気付かされることがありました。

 

 

 

 

自分の怒りという感情を心の中で漠然と存在させたのではなくて、自分が何を思い、何を感じているのか、書くことではっきりと客観的に認識することができたのです

 

 

 

 

私は、彼への猛烈な怒りを眺めて、よく分かりました。

 

 

 

 

それらの怒りは、子供の頃から私が持ち続けてきた、言葉にならなかった私の、心の奥底からの叫び声。

 

 

 

 

両親に対して心の中で感じていた怒りと同じだったのです・・・・。

 

 

 

 

つまり、彼に怒っていたことは、実は、小さな頃に私がお父さんとお母さんに言いたかった言葉だった・・・・

 

 

 

だから、小さな頃からの何十年もの怒りが蓄積して、こんなにも猛烈な怒りになっていた・・・・・

 

 

 

彼に向けたその怒りとは、両親に対する怒りと全く同じではないか・・・・。

 

 

 

 

お母さん、

私をもっと大切にしてよ!!!!!

 

 

 

お母さん、

私は何一つ我慢したくないの!!!!!!

 

 

 

お父さん、

私は待ちたくないの!!!!!!

 

 

 

お父さん、

未来じゃなくて、私は「今」幸せになりたいの!!!!!!!

 

 

お母さん、お父さん、

この素晴らしい私を泣かせるようなことをしないでよ!!!!!!

 

 

お母さん、お父さん、

未来じゃなくて、明日じゃなくて、私は「たった今」幸せになりたいの!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

私の彼に対する怒りは、彼という存在の向こう側に、両親の姿を重ね合わせて、私は彼に対し怒っているようで、両親に対して猛烈に怒っていたのです。

 

 

 

私は、そんなにも両親に対して怒っていたことを、自分でも分からなかったのです。

 

 

 

子供の頃の怒りなど、とっくに大人になって解消されたと思っていましたし、大人になってからの両親との関係性も良好だったので、子供時代の怒りが心の内側に存在しているなど、ちっとも分かりませんでした。

 

 

 

でも、彼の姿を通して、私の幼少期の傷がまったくと言って良いほど癒されていなかったのだと痛感させられました。

 

 

 

それが分かったのは、彼に対しての怒りに対して、それらが心のどこかでは、すでに経験している、既知のものだったと知っていたからです。

 

 

 

私は、小さな頃の自分の姿をイメージしました(私は活発で外で遊ぶことが大好きで、自然を愛する子供でした)

 

 

 

そんな私に、心を込めて伝えてあげました。

 

 

 

あなたは、ずっと怒っていたんだね。

お母さんに大切にされたかったよね。

お母さんの前で我慢したくなかったよね。

お父さんの帰りを待ちたくなかったよね。

お父さんと「今」一緒に遊びたかったね。

 

 

 

お母さんとお父さんに、ありのままでいいよ、ありのままで素晴らしいよと言って欲しかったね。

 

 

あなたは、お母さんとお父さんの前で、無邪気でわがままで、過去も未来も気にしない、ありのままの子供として、「子供」を存分に生きてみたかったんだね。

 

 

 

 

私がイメージした小さな私は、大人の私から、そんな優しい言葉をかけてもらって、安心したような表情で、私の胸に飛び込んできました。

 

 

 

「やっと分かってくれたのね」

「大人のあなたが、私を理解してくれる日をずっと待っていたのよ」

 

 

 

小さな私が、そう私に言いました。

 

 

 

 

彼は、私が両親に対して怒っていて、その過去の傷がまだ心の中に存在しているのだと、自分の姿を通して教えてくれました。

 

 

 

彼に対して怒ることができてよかった・・・・・。

それを通して、自分の心の内側に在った痛みに気づけて良かった・・・・・。

 

 

 

私は彼の存在と、宇宙の起てくれたこの出来事に感謝せずにはいられませんでした。

 

 

 

 

そして、私はさらに自分が書きなぐった怒りの文字を見つめました。

 

 

 

そうすることで、その怒りたちが、どのような段階を踏んでそれほどの怒りになったのか、じわじわと気づかされたのです。

 

 

 

つづく。

 

 

 

 

___________

 

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