ツインレイの愛を生きる

愛の学びを通して、真実の愛を知りました。愛そのものとして生きましょう。奇跡は常に起きています。

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ランナーもチェイサーもいない③

 

前回までのストーリーです。

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「彼に向けていたエネルギーを、とにかく自分に使おう。」

 

 

 

そう決意した私のそれからの生活。

 

 

 

激変しました。

 

 

 

 

それは、自分でも驚く程の変容ぶりでした。

 

 

 

 

例えば、「どこかに行きたい」と思ったとします。

 

 

 

かつての私は、その想いが沸いた時に

 

 

「彼と一緒に、どこに行こうかな?」

「彼は何処に行きたいだろう?」

 

 

と彼のことばかり考えていました。

 

 

 

しかし、その時からの私は

 

 

 

「私はどこへ行ったら心から幸せだろう?」

「私はひとりでどんな所に行けるだろう?」

 

 

 

と考えるようになりました。

 

 

 

また、もう一つ。

 

 

 

 

私が大切にしていた考え方が

 

 

 

「小さな私は、どこに行きたいと思っていただろう」

「子供時代の私は、どこに行くことが夢だったかな」

 

 

 

そんな風に、過去に叶わなかった小さな自分の願いを、一つ一つ丁寧に拾い上げていくことにしました。

 

 

 

私の人生なのに、彼が主語だった時。

 

 

 

私が目にする世界は、とても狭いものでした。

 

 

 

 

私が私のことを、自分の人生の主語にした時。

 

 

 

その狭い世界のカラがバリバリと音を立てて破れて、私は、心からの自由を感じました。

 

 

 

 

私は、もう何にも縛れない!

私は、どこに行ってもいいのだ!

私は、誰に会ってどんなことをしてもゆるされている!

 

 

私は、自分の好きなことややりたいことに夢中になっていいのだ!

 

 

 

 

そう思いながら、行きたいところをネットや雑誌で調べますと、今までの世界では気づいていなかった、未知の世界がたくさんあるのだということに気づかされました。

 

 

 

彼と一緒に過ごすことや、彼に与えてもらうことが幸せの全て」だと思っていた私の目には、見えなかった、気付かなかった、知らなかった世界がたくさん存在していたことを痛感したのです。

 

 

 

私は、体中の細胞が喜んでいることを感じました。

 

 

 

やりたいことを我慢せずにやってもいい!

もう、自分の気持ちを何一つ抑圧しなくてもいい!

私は、ありのままの私として生きていい!

 

 

 

 

そう思えること自体が、私にとって大きな喜びでした。

 

 

 

願いを叶える、自分のやりたいことをやるというのは、例えば、海外に旅行に行くとか、大きな家に住む、というように、大きな出来事を指しているのではありません。

 

 

 

「今日、私は、本当は何が食べたい?」

「今、私は、どんな飲み物を飲みたい?」

「今、私は、どんな時間を過ごしたい?」

「私は、今日、何色のお洋服を着たい?」

「私は、今日、どんなカバンを持ちたい?」

 

 

 

そんな些細に感じられるようなことであっても、私たちは常に選択しています。

 

 

 

その選択を、「自分が本当はどうしたいのか」「何を望んでいるのか」を、繊細に感じるようにして、丁寧に選ぶようにしたのです。

 

 

 

 

そんな風に、自分の気持ちを実感しながら生活していると、いかにそれまでの私が、自分の気持ちをおろそかにして、彼にばかり意識を向けていたのかが分かりました。

 

 

 

そんな生き方、私自身がかわいそうです。

 

 

 

私が、本人である私に、自分の声を聞いてもらえない。

私という本人は、自分よりも彼のことを大切にしている。

 

 

 

そうしていた自分に愕然としましたが、これからは、誰よりも自分の声に耳を傾けようと意識しました。

 

 

 

 

その時からの私は、私のほぼすべてが変化したといっても過言ではありません。

 

 

 

着る服装も、メイクも、髪型も。持ち物も、食べ物も、過ごし方も。行く場所も過ごす場所も。何もかも、自分を中心に据えて生きることにした私です。

 

 

 

 

この時、彼に対して、変わらぬ愛を感じていました。彼に対して愛を感じつつ、私は徹底的に自分を生きることに集中しました。

 

 

 

彼のことを忘れたことはありません。いえ、忘れるはずがありません。それを自分で分かっていたからこそ、彼に対してフォーカスを当てなくてもいいと思えたのです。

 

 

 

 

彼に対する愛が変わらないのだから、彼を忘れるぐらい全力で自分に没頭しようと思いました。

 

 

 

彼への想いは不動なのだから、彼のことは頭から無くなるぐらい、自分のことに時間を使おうと思ったのです。

 

 

 

 

何をしたって彼への愛は減らないし、無くないし、消えることもないからです。

 

 

 

だから、彼を忘れるぐらい自分を生きようと、自分に約束しました。

 

 

 

 

 

 

 

自分を生きる。

とにかくそれを続けました。

 

 

 

 

それを継続しているうちに・・・・・

 

 

 

それまでは、感じたことがなったある思いが、私の心からふつふつと湧いてくることを感じるようになりました。

 

 

 

つづく。

 

 

 

 

 

 

 

 

★2月のセッションにつきまして★

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