自分を愛するというのは、自分をゆるすということです。
この時に、ゆるすということが、「どんな嫌なことがあっても相手のことを無条件にゆるすこと」と、勘違いされやすいです。
確かに、相手に何をされてもゆるす、という境地もあるのですが、それは、山登りで言えば、頂上間近なところに至った時に、それなれる自分に出会えます。
では、山登りの最中に、ゆるす、というのは、どのようなことなのでしょうか。
それは、これまでもお伝えしてきたように、相手をゆるす前に、自分をゆるす、ということができて初めて、相手を真にゆるすことができるようになります。
では、自分をゆるす、というのは、どんなことなのかをお伝えいたしますね。
自分をゆるすというのは、自分の過去の出来事や、思い出したくないような過去の自分の振る舞いなどを、嫌ってしまうのではなく、それを、あなただけは無条件に認めてあげる、ということです。
そして、もう一つ。
たった今現在のあなたが、どんなことを考え、どんなことを感じることも、ゆるしてあげる、ということです。
相手の男性に対して、その男性の行動や言葉をゆるすのではなくて。
それに対して、あなた自身がどんなことを感じることもゆるしてあげる、ということです。
相手に怒ること
頭にくること
イライラすること
文句を言うこと
期待すること
求めること
欲すること
願うこと
甘えたくなること
支えて欲しいと思うこと
寂しいと思うこと
失望すること
がっかりすること
怒鳴りたくなること
このような、ありとあらゆる自分の姿を、ゆるし、そう感じるご自分を受け入れてあげることです。
そう感じても大丈夫だよ、そのまま感じていていいよ、と、何度でもご自分に言ってあげてください。
それが、ご自分をゆるす、ということです。
そうやって、ご自分のありとあらゆる感情やお気持ちをゆるせますとね、心に我慢や抑圧の壁がなくなりますから、それをたとえ相手に伝えることがなくても、心はどんどん軽やかになっていきます。
その逆に、たとえ相手に何かを伝えられる関係性にあったとしても、それが本音でなければ、心は重苦しいままになってしまいます。
ご自分のどんなお気持ちをゆるし、ありとあらゆるご自分のお姿を、そのまま、まるごと愛してあげてください。
強がらなくていいのです。
不安じゃないふりもしなくていいのです。
どんな感情も、包み隠さず、あなたがうけとめ、受け入れ、抱きしめてあげてください。
あなたは、どんなことを感じていてもゆるされています。
いつもあなたのままでいてください。
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コメント欄に、皆さんへのお勧めの曲を書き込んでいただきました。ありがとうございます!
BUNP OF CHICKEN のRAY という曲です。
私も聴きました!ボーカルの方の声が胸に響きますね。歌詞も素敵です!