新しいステージに突入する8月を迎えるにあたり、7月の過ごし方が大切であるということをとお伝えしました。
「家族と食事に行きます!」「部屋を掃除します!」など、具体的に行動を起こす、というメッセージをたくさんいただいており、女神のみなさんは、素晴らしいですね!
それに加えて、今日から残りの3日間、ぜひ、実践していただきたいことを書きます。
何かしら否定的な思考が湧いた時に、「本当に、それは否定することなの?」「本当に、それをやってはダメなの?」と、ご自分に問いかけることです。
例えば、彼に猛烈に会いたくなったとします。でも、「会いたいと思うなんてエゴだから思わないようにしよう」と思っていたとします。
そこで、「本当に、彼に猛烈に会いたいと思うことはダメなの?」と、自分に聞いてみるんです。
会いたいと思うこと、彼に優しくしてもらいたいと思うこと、それは、自然に湧いてくる感情だと思いますから、それは、本来、感じていて良いのです。それをちゃんと抑圧せずに感じてあげる、ということが、自分を理解して認めてあげる、ということです。
彼を猛烈に会いたいと思ってはいけない、という「脳内ルール」を自分で作ってしまっているということなんです。
この、「脳内ルール」というのは、自分にとっては当たり前になりすぎていて、意識しなければ気づけないことが多いです。
身近なところで言えば、脳内ルールとは、
仕事の上司に本音を話してはならない
(→本当にそうでしょうか?本音を話したほうが、かえって仕事が改善されて、よりよい仕事につながるのではないでしょうか?)
ママ友に注意してはいけない
(→本当にそうでしょうか?注意したほうが、そのママ友が自分でも気づいていないことに気づけて、ご自分も喜ぶかもしれません)
お店に苦情をいってはならない
(→本当にそうでしょうか?苦情を言ったほうが、そのお店が改善されて、さらに利益があがるかもしれません)
「脳内ルール」があるのは、多くの場合、自分が「いい人だと思われたいから」「素敵な女性でいたいから」「日常に波風を立てたくないから」「傷つきたくないから」「否定されるのが怖いから」です。
それも、そもそも、皆さんは、なぜ、いい人だと思われなければならないのでしょう?なぜ、素敵な女性でいなければならないのでしょう?なぜ、日常生活に波風がたってはいけないのでしょう?なぜ傷つくことを恐れるのでしょう?なぜ否定されるのがそんなにも怖いのでしょう?それを考えることが、自分を理解する、ということです。
自分のつくってしまった「脳内ルール」に気づくために、「本当に、それは否定することなの?」「本当に、それをやってはダメなの?」と、自分に問いかけ続ける3日間にしてください。
そして、本当の本当に、その「脳内ルールは正しいのか」「皆さんにとって必要なのか」を考えてみてください。
例として、私のことを書きますね!これは、かつての話ですが、私の「脳内ルール」として「メールのやりとりは、必ず最後は私からのメールで終わらなければならない」というものがありました。
それがなぜなのか突き詰めてみたところ、最後が自分でないと、丁寧ではないような気がしていて、相手に礼儀正しい素敵な女性だと思われることができない、と思っていたからです。
だから、いつも、私がやりとりの最後になるようにしていたのです。
でも、よく考えてみますとね、効率を優先させる男性にとっては、また、仕事のようなビジネスの場では、メールというのは少ないほうがありがたいものなので、相手からのメールを最後にしたほうが喜ばれることもあるのだ、ということが分かりました。
また、相手のメールを最後にできるということは、相手を信頼できることでもあるな、と気づいたんです。
かつては、日常でも仕事でも、友達とも、メールを頻繁にやりとりすることが好きな私でしたが、今は、そっけないメールが多くなりました(笑)
そして、私がいくらそっけないメールをしたところで、相手が私にメールをしたいときには、いくらでもしてくれる、ということもわかりました。
つまり、私の「脳内ルール」は、私だけが正しいと握り締めていただけであり、実際には、むしろ逆だったのです!(そもそも、メールが嫌いな人には、メールを送らない方が喜ばれますしね)
皆さんも、ご自分で握り締めている脳内ルール、ありませんでしょうか?それに気づくことができれば、それを手放すことができるようになります。
3日間、じっくり向き合ってみてください。
素敵な7月の締めくくりをいたしましょう!